墾丁国家森林遊楽区
恆春鎮
· 自然・景勝地
墾丁国家森林遊楽区は、もともと多くの石サンゴ虫、石灰藻、有孔虫、貝殻が集まってできた海の庭園でしたが、約50万年前の地球のプレート運動によって、特別な森林生態系である「隆起サンゴ礁林」へと変化しました。豊かな生態系、モンスーン雨林、石灰岩地形を兼ね備え、旅行者にこれまでとはひと味違う墾丁のレクリエーション体験を提供します。 この場所は墾丁大街からわずか10分ほどで、台湾で2番目の国立森林遊楽区です。発達した隆起サンゴ礁林とモンスーン雨林を有し、岩礁にしっかり根を張る大茄苳、板根が発達した銀葉樹、気根が無数に垂れる白榕などが見られます。1906年には日本人によって「恒春熱帯植物園」が設立され、すでに100年以上の歴史があります。 園内では台湾ザルやアカハラリスの群れがよく見られ、運が良ければワシミミズクやカニクイマングースの姿を目にすることもあります。最も見どころがあるのは秋冬に訪れる渡り鳥で、10月のサシバや、珍しいコウライウグイスの姿さえ見られることがあります。一方、森林の下層には台湾固有種の黄灰澤蟹や班卡拉カタツムリなどの小さな生き物が暮らしています。 墾丁国家森林遊楽区のもう一つの大きな特徴は石灰岩地形です。銀龍洞、石筍宝穴などの鍾乳洞では、鍾乳石や石筍といった地質の宝物を見ることができます。この幻想的な森は、冒険好きな人をきっと満足させてくれるでしょう。